第二十六話 カレーパン

カレーパンが好きです。

 

 

久しぶりの更新ですね。例の関西遠征のために一時中断していました。毎日更新が途切れてちょっと悲しいです。

 

パン屋に行った時、結構な確率で買うのがカレーパンです。今までカレーパンの魅力について真剣に考えたことはありませんでしたが、これを機に少し考えてみようと思います。

 

まず、外側の生地部分がおいしいところです。カレーパンはパン粉をつけて揚げてあるのが普通ですが、これによりカリッともっちりな生地が楽しめます。そもそもパンは普通は焼くものなので、中の部分はふわふわしていたりパサパサしていたりします。私はもちもちしたパンが好きなのですが、もちもちしたパンに多い皮が白いパンが苦手なので、好みの食感のパンに出会うのは意外と困難です。しかしカレーパンは外側が揚げてあることによってジュワッとした食感に仕上がり、油の力で口の中が乾きません。また表面を揚げることで中の水分が抜けづらく、パン部分がもちもちしていることが多いです。これはカレーパンの魅力の一つです。

 

それからカレーがおいしいところです。もちろんあらゆるパンに店ごとのこだわりはあるはずなのですが、カレーパンほど分かりやすく個性の出るものもないでしょう。カレーがまずいカレーパンは支持が得られませんから、それぞれのパン屋さんが知恵を絞って美味しいカレーを作るわけです。しかもカレーパンはサイズが小さめです。おいしいカレーを食べたければインドカレー屋に行けばいいのですが、そういうところにはなかなか手軽には行けません。巨大なナンが出てきますから、「今日はカレーを食べるぞ!」という日でないと厳しいわけです。しかし、カレーパンならお手軽に買えますし、お手軽に本格的なカレーが楽しめます。パンの中に入れる以上、普通のカレーだとややゆるいですから、焼きカレーにするなどして多少丈夫に作られています。そこも普段のカレーと違うカレーを味わえるポイントでしょう。

 

パンもおいしいしカレーもおいしい、そんな1つで2倍おいしい食べ物なのがカレーパンなのです。みんなもカレーパンを食べよう!

 

 

それではまた。