第二十七話 スカート

スカートが好きです。

 

 

昨日の夜更新しようと思ったらはてなブログがメンテナンス中でした。そういうわけで昨日は一日休みです。こんな感じでぐだぐだになっていくのかなあ。嫌ですね。

 

スカートが好きなのは、まずは可愛らしいものが好きだからです。ぶりっ子的な(死語ですね)可愛さを身につけようとすると躊躇いや恥が勝ってしまうのですが、適度な可愛らしさはいつも取り入れていきたいと思っています。最近流行りのファッションには可愛らしさという観点が欠けているように思います。ゆるっとしててやたらと丈の長いズボンやスカートとそれに似合う雰囲気のトップスばっかりです。そればっかり! 今どき服屋に行ってもどの店にも同じようなものしか置いていません。形がそんな感じなら色も茶色かベージュかモスグリーンかグレーが98%です。アースカラーしか身につけちゃいけない決まりでもあるんでしょうか。そんな感じの流行りのせいで、特に女子大生はみーんな同じ格好をしています。量産型女子大生だよ。没個性もいいところです。こういう格好をするということは二重に没個性なのであって、つまり「みんなが着てるから似たような格好する(これはいつの時代にもあることです)」というのに加えて、「無難な雰囲気の格好をする」というのもあるわけです。無難な格好が流行りに流行っている。嘆かわしいことです。こんなんならまだゴスロリが流行った方がましな気がします。いや自分としてはゴスロリに流行られたら針の筵でしょうが、客観的に見てその方が健全だと思うということです。ゴスロリが可愛くて好きだから(流行ってても流行ってなくても)着るという人は確かに存在するでしょう。しかし最近流行りの格好をしている女子たちの99%は(完全に偏見です)「それが(二重の意味で)無難だから」着ているのです。そういう格好が可愛いからではありません。嘆かわしい嘆かわしい。というささやかな抵抗と、単純に自分の好みを込めて、私は膝丈くらいのスカートをよく着ます。流行っているゆるっとした丈の長い+あまり裾が広がっていないスカートではなく、丈がやや短めでタックが大きめにとってあるスカートをよく履くわけです。気に入っているのは青い花柄です。青っていうのがいいですね。先ほども言いましたが、赤とか青とか黄色とか「色らしい色」の服が最近は少ないです。色のついた服の方が可愛いと思うんだけどなあ。

 

もう一つの理由は、スカートが私の体型に合っていると思うからです。私は全体的にかなり痩せ型なのですが、特に膝から下が細くなっています。それに対して太ももの部分はそれほど細くありません(太すぎることもないと思うけど)。こうなるとズボンや丈の長いスカートはもったいないことになります。特にズボンはどうしても一番太いところに合わせて買わないといけないので、あまりかっこいい形のものが選べません。私が思うにズボンが似合うのは太ももから足首にかけての太さがあまり変わらない人か足が極端に長い人かのどちらかです。私はどちらにも当てはまらないので、膝丈くらいのスカートが最適解ということになるわけです。太ももの太さをごまかした上で、広がった裾の下から出てくる足の細さをアピールすることができます。上半身が細めなのも相まって、足全体が細いように見せかけてくれるというわけです。便利ですね。

 

自分には特段のファッションセンスはないと思うのですが、こういう妙なこだわりのせいで服を買うのには時間がかかります。なかなか「これだ!」となる服が見つからないので、結局気に入った少しの服をハイペースで着回すことになるわけです。「たくさん服持ってるのにもったいない」と母に言われますが、気に入っていない服を着る気にもなれないので難しいところです。一度ファッションの勉強をしてみるべきなんでしょうか。でもファッション雑誌なんて買っても参考にならなさそうですよね。自分とは全然顔も身長もスタイルも違うモデルさんが着てたらそりゃ何だって似合うだろという気になってしまいます。別に流行りを真似ていきたいわけでもないし。うーむ。

 

 

それではまた。