第三話 チーズケーキ

チーズケーキが好きです。

 

 

昔から甘いものは何でも好きですが、ケーキ屋さんに行った時に選ぶ確率が高いのがチーズケーキです。最近はフルーツケーキの割合も上がってきていますが、チーズケーキの人気は今も自分の中では揺らいでいません。

 

なぜチーズケーキが好きなのか、というのを初めてよく考えてみましたが、「生クリームが載っていない」というのが大きな理由なのではないかという結論に至りました。本当に小さい頃は生クリームをボウルからスプーンですくって食べられたのですが、いつからか生クリームがややしんどくなってきたんですよね。ショートケーキをはじめとして種々のケーキにはほとんど生クリーム(か、カスタードクリームやチョコクリーム等のその他クリーム)が使われています。ガトーショコラが結構好きなのも同じ理由かもしれません。フルーツケーキもフルーツが主体なので生クリームは控えめなことが多いですね。新たに自分を発見した気分です。

 

さて、チーズケーキといえば「レアチーズケーキとベイクドチーズケーキどっちがおいしいか論争」です。世界のチーズケーキ好きの間で毎日激論が交わされている問題ですね。交わされていないかもしれないけど。私はというと、気分によります。日和見主義。どちらかというとレアチーズケーキの方がこってりしていてお腹にたまる雰囲気があるので、そういうものが食べたくてなおかつお腹の調子が良い時はレアチーズケーキを買います。そうでもなくてあっさり済ませたい時はベイクドチーズケーキです。ただしチーズケーキ(特にレアの方)を買う時に非常に大事な要素があります。それは「レモンが入っていないこと」です。「レモン」と買いてあったらレアチーズケーキが食べたい気分であっても基本外します。レモン自体が苦手なわけでは決してありません。レモンシャーベットとかレモンジュースとかは大好きです。ただ、お菓子に入っていたり、唐揚げにかかっていたりするのは苦手です。レモンが他のものと混ざっている味が苦手なのかもしれません。チーズケーキの場合、レアだと割と高い確率でレモンが入っています。しかしベイクドよりレアの方がケーキ屋さんで売っていることが多いです。悩みどころですね。ベイクドチーズケーキの良いところはもたれにくいところと下のクッキーがおいしいところです。レアにもクッキーが入っていることはありますが、ベイクドの方が香ばしくておいしいイメージがありますね。レアのはクッキーを焼いてからチーズの生地を載せて冷やしてるんでしょうから、どっちかっていうと水分が馴染んでしっとりひんやりしています。これは好みなんでしょうが自分はベイクドのクッキーの方が好きです。

 

こんなことを書いていたら、なぜかチーズケーキではなく唐揚げが食べたくなってきました。何でなんでしょう。

 

 

それではまた。